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ブラジル系シンガーソングライター&ヴォーカリストTOYONO no ブログ。(2009/6/12より)
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ヴィラ=ロボス没後50年記念 《ブラジル風バッハ》全曲演奏会
今日は東京オペラシティへ。
行きたかったコンサートに、行けました!

ヴィラ=ロボス没後50年記念
《ブラジル風バッハ》全曲演奏会
http://www.operacity.jp/concert/2009/090822/



オペラシティは、
『リメンバー・シャクティ
ジョン・マクラフリン&ザキール・フセイン 』 以来。
2年前ぐらいかと思ったら、4年前だった、笑。



現在、カナダのカルガリー・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督。
同時にブラジル交響楽団の芸術監督および、
リオ・デ・ジャネイロ市立歌劇場と同管弦楽団の音楽監督兼芸術監督を兼任し、
2004年にはラテン・グラミーも受賞している
サンパウロ生まれのブラジル人指揮者Roberto Minczukロベルト・ミンチュクが初来日。
ヴィラ・ロボス作品の録音も多いスペシャリストです。


「ポルトガル語のリズムと響きの中で生まれた作品だから」と
冒頭、ヴィラ・ロボスの言葉をポルトガル語にて朗読があり、
その後も、折りにふれミンチュク氏のインタビューが通訳入りである。



また、一日に全曲演奏というのはブラジルでも(もちろん他の国でも)無く
恐らく世界初の試みだそうです。
そして、コンサート時間は休憩時間込みで、4時間半でした。




今回は原曲に忠実にということで、
楽器で演奏されることも多い
「ブラジル風バッハ第9番〜無伴奏合唱のための」
は、原曲どおりヴォーカリーズ(歌詞なし)合唱で。
(ミンチュク氏の解説では、「合唱」ではなく
「オルケストラ・ダ・ヴォズ(=声のオーケストラ)である、との事。)

また、有名な
「ブラジル風バッハ第5番〜ソプラノ独唱と8本のチェロのための」
もソプラノ歌手中嶋彰子氏によりポルトガル語で歌われた。
中嶋氏にとっては初めてのポルトガル語だそう。
(早口の方の曲は、あのマヌエル・バンデイラの作詞!)





「ALMA ABERTA(アウマ・アベルタ)」





私自身が印象的だったのは、
ミンチュク氏のインタビューの中の
「ヴィラ・ロボスとは?」という問いかけに対する応えに使われた
「ALMA ABERTA(アウマ・アベルタ)」という言葉。

ヴィラ・ロボスの作品は、ブラジルの花、森林、動物、そのほか
ブラジルの風土を表していると言われるが、
それ以上にブラジル人そのもの、
特にブラジル人民衆の

「ALMA ABERTA」(=アウマ・アベルタ)(開かれた精神)

を象徴していると思う、との言葉。


新大陸であり、移民国家であるブラジルのオープン・マインド。
これは、ヴィラ・ロボス以降のブラジル音楽にも受け継がれて、
世界中の人々(もちろんワタシも)を魅了しつづけている
一因でもあるのだなあと、納得の言葉でした。


10月にNHKで放映されるそうです。





| TOYONO | そのほか | 23:58 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
本当にすばらしい演奏会でした。しばらく余韻にひたっていますが、できるものなら、もう一度聴きたい、観たい...

>10月にNHKで放映されるそうです。

情報ありがとうございました。
| まいじょ | 2009/08/24 11:55 AM |
>まいじょさん

コメント、有り難うございます。
ワタシにとって初めての、
オーケストラが入ったクラシックコンサートだったのですが、
思い切って行ってみて本当に良かったです。
音に浸れて4時間半があっという間でした。

私がブラジルに居た頃、坂本龍一さんとの共演でも有名な
チェリストのジャッキス・モレレンバウムの弟さん(彼はサックス奏者)が指導する
コーラスグループの練習に少し参加させてもらったことがあるのですが、
今回の第9番の演奏の際に、
その時のブラジルのコーラスワークのリズム感覚と自由度に驚いたのを思い出しました。

10月の放映も楽しみです。
| toyono | 2009/08/24 2:58 PM |









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